民事信託事例1:障碍のある次男の将来が心配なケース

【Aさんの事情】

Aさん(82歳)は、妻に先立たれ、子供は長男Bさん、次男Cさんがいますが、次男Cさんは高度の精神障害を持っており施設に入居しています。

Aさんは、次男Cさんの将来を心配しており、施設への入居費用や生活費を長男Bさんがきちんと毎月支払いを続けてくれることを望んでいます。

【Aさんの財産】

アパート 土地建物5,000万円(家賃収入月80万円)
預金   甲銀行  2,000万円(アパートの管理費用や修繕費などに使用)
     乙銀行 3,000万円

【民事信託の仕組み】

信託財産をアパートの土地建物と甲銀行の預金とし、Bさんを受託者、Aさんを当初受益者、Aさんの死亡後の第二受益者として長男Bさん、次男Cさんが2分の1ずつ均等の受益権を取得し、Cさんの死亡した時点で民事信託が終了し、残った財産の帰属先を長男Bさん又はBさんの子とする民事信託を契約します。

Bさんは、アパートの管理業務を行い、Aさんの死亡後は、毎月アパートの家賃収入の2分の1である40万円からCさんの生活費や施設の入居費用を支出します。

Cさんが死亡後には、Bさん又はBさんの子が残った財産を取得することがすることができます。

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